げっこう(gecko)の彼方に

On 2008/2/22 金曜日, in Net Watch in Science, by bodyhacker

今日は、Washington Postから紹介します。

Gecko’s Stickiness Inspires New Surgical Bandage – washingtonpost.com

gecko、つまりヤモリの足の裏は繊毛となっていて、この特別な回簿学的な特徴によりヤモリは、どんなに滑りやすい垂直の壁面にでもへばりついていることが可能になっています。
この接着の分子機序の解明はこれはこれで独立した研究対象となっていて現在では、この接着力は垂直な面に接している細かい毛の表面と垂直面との間に働くファンデルワールス力に由来するのだという研究もあるのだそうです。

今回は、このヤモリの足の裏の接着力を、医療に応用したという話です。
PNASに発表されています。
From the Cover: A biodegradable and biocompatible gecko-inspired tissue adhesive — Mahdavi et al. 105 (7): 2307 — Proceedings of the National Academy of Sciences

外科手術の際にこのGecko-inspired surgical adhesiveを使うと傷口がしっかりととまりかつ動きに強い質の高い接着が得られるということです。
さらに今回の研究では、このadhesiveを吸収性の材質で作る事に成功してまた湿っている場所でも有効な接着力を提供することができたそうですーちなみにヤモリは湿っている場所への張りつき力は弱いのだそうです。

ヤモリについては
ヤモリ科 – Wikipedia
を参照してみてください。

追記
ヤモリがヒント:縫合がわりの生分解可能な絆創膏 | WIRED VISION

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