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GLSがNHKのドキュメンタリーに出演 !!
昨日当直でした。
気を遣う緊急手術が夜中まであり疲れました。
いつもと違い手術室が暑く疲弊しました。
昨日GLSがNHKの出演したようです。
立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む
これって文藝春秋で連載していた奴ですよね。なら出ると思いました。ぼくはちょうどgraftのput-inでテレビを観ることはできませんでした。
さて
なぜ「科学」はウソをつくのかという本を土曜日に梅田で買って電車で読みました。
何冊かはitunes storeで売られていることからわかるように竹内薫さんの著作は、話し言葉でも通用するような流れるような文章で書かれているのでとても読みやすいしわかりやすいのです。
産経新聞のコラムでの科学エッセイを下敷きにそれに加筆する形式で進んでいきます。
第三章以下の内容はとくに啓蒙書であるという正確が強く押し出されてくるのですが、第一章(「色あせた科学」)と第二章は少々毛色が異なります。
特に、第二章は「科学の闇」という微妙なタイトルで、筆者が斯界の重鎮につぶされかけた経験などがそう赤裸々でもないのだが明かされています。ーぼくだって某教授に”ひねり潰してやると”いわれた事はありますー
今日のトピックスはこれに関することではありません。
本書の53ページから数ページは2008/8/17の産経新聞のコラムで、京大の山中教授の取材後記といった風情のエッセイなのですがさても面妖な内容だったのです。
筆者によれば京都大学の山中教授はすばらしいのだがそれに比べて彼の「居城」である京大病院(なんて病院は正式にはなく京都大学医学部附属病院があるだけである また彼の「居城」が京大病院という意味も不明です)の設備があまりにも貧弱であったというのです。
彼はいったい京大病院の何をみたのだろうか。
京大病院が属する京都大学のメディカルキャンパスは西は川端通り、東は東山通りで,北は白川通り,南は春日通で区切られるエリアでこのエリアは東西に走る近衛通,南北の綾小路が通っていてそれぞれサブエリアを形成している。
山中教授の研究室の中核はこのキャンパスの南西の角に建っている再生研にありこの建物は南に京大病院の南西病棟がひかえ、北は西病棟、西はウイルス研究所に接している。
南西病棟は旧京都大学胸部疾患研究所附属病院の建物をそのまま引き継いだ京大病院でももっとも古い時代に建てられたものである。
おそらく取材の行われた2008年当時でも京大病院の外来棟は少なくとも見かけは米国NO.1という評価のJohns Hopkins University Hospitalより立派な建物でありそこそこの応接室などもしつらえてある。山中教授がノーベル賞を受賞した場合の記者会見などは多分京大病院では行われないと思うのだが仮にここで行われても特に恥ずかしくはないはずである。そもそも山中教授のお客さんが”病院”の応接室でお客さんと応対することも無いと思うのだが、竹内さんは何が言いたかったのだろか。それともすべてご覧になった上で”京大病院”が貧弱だとおっしゃっているのだろうか?それならそう考える人が”間違っている”とはぼくもいえません。
この本の主張には大いに賛同できるし、研究にたずさわる人は読んだらいいと思うのだが、その他の内容も疑う必要があるのではと思わざるを得ません。
総論は正しくとも各論で詰めの甘いということは「科学」とは対極にあるものと思います。
とても良心的な科学ライターと思っていた人が結構ずさんかもと思うようになり暗い気持ちになりました。
最後に
ぼくは日本の科学がどうなるのかというようなことには興味は余りありませんというかそんな大きな事を論じる資格も見識もありません。人類がどこまで行けるかについては大いに興味を持っていますが、それ以外は、自分の周辺がどこまでいけるかということにしか興味を持っていません。
マキュアンの翻訳がでるようです。
タイトルは「初夜」です。
これって”On Chesil Beach”の翻訳でしょう。こっちは一応読みました。楽しみです。マキュアンのような難しい作家の著作は翻訳の方が数段楽しめます。
ガンの予防のタメに今日からできること
New York Timesから
Medicines to Deter Some Cancers Are Not Taken
By GINA KOLATA
これは医者、ガン研究者必読だね。
血圧、コレステロールや血糖管理の薬はみな服用するのだから大きな副作用が無いことが解っているガンの”予防薬”をのまない、のませないのはおかしい。
そっくり引用しますけどこのリストはタメになるかも

超レアな症例
巷では学会だそうですが、昨日は職場の当直でした。
時間になり手術室に入ると緊急手術がすでに予定されていました。これがとんでもないレアな症例でいずれ症例報告をしますのでここでは詳細は書きませんがこれほどのものの報告はいまだに無いと思います。麻酔科的にも考察すべき事が多かった症例でした。
終わったと思ったら某科の緊急手術が入ってそれも終わりかけていたところ別の緊急手術で気付くとすでに朝の五時半です。今日一日予定症例をこなしてヘトヘトになりました。
定点観測ー大文字
こういったことは珍しいはずなのですが前回も朝の八時半までやっていたからな…
JAMAのこの論文はおもしろかったです。
Rethinking Screening for Breast Cancer and Prostate Cancer
JAMA. 2009;302(15):1685-1692
ネズミをつかった研究などでは得られないヒトのガンにいろんな意味で特有な現象ですよね、多分。
New York Timesにも取り上げられていました。
Cancer Society, in Shift, Has Concerns on Screenings
Cancers Can Vanish Without Treatment, but How?
あと一つNatureから
Regulation of cortical microcircuits by unitary GABA-mediated volume transmission




