昨日は24時間手術室の当番でした。
緊急手術などの御用聞きです。外科医や看護師さんとのインターフェースになって決まれば担当の麻酔科医を手配することが主な仕事です。その間,研修医君をつけてもらって予定の麻酔は進行しています。
月曜日とか金曜日は緊急手術が多めなのですが昨日は7つもありました。閉口します。
終わったと思うと次の電話がかかってくる感じは悪夢以外の何ものでもありません。一日で40回くらい掛かってくることもあります。
午前一時くらいにはホントにしんどくて座っているのもやっとという感じでこれはやばいなと思っていると手術が終わりました。
New York Timesに航空機への搭乗時間についての記事がありました。(Cattle Calls Sluggish at Gates, So Airlines Try to Pick Up)
現在だと国内線で140人ほどの乗客の乗り込みが終わるまでに30−40分ほど時間が掛かるとのこと。これが1970年代には15分くらいで終わっていたのだそうです。
またどうやって乗客を機内に案内するかについての論考も付いていてこれはネタには最高です。
A New Variation in Boarding an Airplane
”1Q84”読了です。
”Steve Jobs”に掛かろうと思います。でも英語で読むことはないなと反省しています。
ということで東大の院生が新潟県の某町の町会議員選挙で当選したというニュースです。
ということで食い詰めそうになったらぼくも選挙にでも出てみようかなと…
公務員は公職選挙法が適応される選挙に出るとそのまま失職だそうですが国立大学法人はどうなんだろう。調べておこうっと。
昨日の当直は応えました。
朝からだらだら緊急手術が5つくらい入り3時過ぎに終わって横になると一時間ほどでPHSで起こされそのまま8時45分まで帝王切開でした
こんな感じの帝王切開は,看護師,産科医,同僚麻酔科医との連携する力,技術力を含めた麻酔力が試される場の一つですね。いまだにすごく緊張します。
明け方でここで当直をしている先生方を起こすと翌日の麻酔に差し支えると思ったのですが,この未明の時間にぼくが粗相でもしたらと重いS原先生にも手伝っていただきました。今朝はぼくが挿管しました。
救急隊が手術室まで患者さんを運んでの帝王切開はそうそう経験しません。切り抜けて患者さんを送り出して,午前中はふぬけみたいになっていました。
Oxygen Sensing, Homeostasis, and Disease
Gregg L. Semenza博士による総説です。cDNA cloningから16年でNEJMの総説です。結構感慨深いです。
疾患・病態を分類して酸素代謝から説明して記述していくプロジェクトを計画しています。一年くらいで何とか完成させたいと思います。
さて島岡先生のセミナーが近づいています。ふるってご参加ください !!
今週の金曜日です。
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京都大学医学研究科大学院共通教育コース
『キャリアアップセミナー』
日時:平成23年8月26日 金曜日 17:00-18:00
場所:医学部基礎講堂1
講師:島岡 要
三重大学大学院医学系研究科・分子病態学講座 教授
講演タイトル:「医師・研究者のキャリアについて語ろう」
島岡先生は大阪大学病院,大阪府立成人病センターで10年余り麻酔科医として勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘されました。 2011年に帰国。 臨床麻酔のできる”基礎医学研究者”を自称されています。 専門は免疫学・細胞接着。 また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)があります。雑誌「実験医学」の連載をまとめた「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」などは若手研究者の間でのmust-readの文献となっております。先生の講演はキャリアプランニング,研究へのモチベーションなどの観点から大学院生を中心とした若手研究者に多くの示唆を与えてくれるはずです。
皆様 奮ってご参加下さい。
世話人:侵襲反応制御医学講座・麻酔科学分野 広田喜一
皮膚生命科学教室 椛島健治
主催:大学院教育コース
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不可能性の時代読み返しました。
日当直です。
某移植があるという電話もなく快調に仕事をしていたら緊急手術が来ました。このパターンだと夕ご飯くらいにもう一件くらい小児外科の手術があり終わりかけると心臓外科で朝までの悪い予感がします。
「研究留学術―研究者のためのアメリカ留学ガイド」
という本があります。門川 俊明さんが,2002年に出版されて現在でも売れ続けてロングセラーとなっている本です。
留学先の探し方からビザの取得現地での生活の立ち上げまで解説した前半と実際の留学体験記の後半に分かれた本です。(参照)後半の体験記の一部分をぼくも担当させていただきました。
2002年の夏の出版ということですのでかれこれ10年近く生きながらえてきたわけです。
この冬に増補版の出版の予定があり”増補”部分のために,昨日南禅寺近くの料理屋さんで研究留学をテーマにした鼎談が企画されてぼくも参加しました。
東京から「研究留学術」の著者で慶応大学の著者の門川さん,津から三重大学の島岡要さんとぼくの三人です。
門川さんのブログエントリーから概要を知ることができます。
かなり調子に乗って好き勝手に話してしまいました。すみません。でも久々に刺激的な時間を過ごせました。
やってみようかなと思っていた事への取り組みへ向けて背中を押してもらったような気もします。
よかったです。ホストしていただいた医歯薬出版の担当者の岩永さんありがとうございました。
鴨川を久しぶりに歩いてアパートに帰りました。かなり涼しく気分的にもとても気持ちのよい夜でした。昨日の月は殆ど望月だと見えましたが調べると今日が満月です。
ぼくは1999年の8/22に米国に旅立ちました。すごく暑かったという事を覚えています。休職は8/16付けでしたので本当はこの日付で日本を離れる必要があったのですが一週間ズルしました。
途中2001年の10月頃に就職の面接に一回帰国しましたが二年半Baltimoreにいて2002年の2/15に帰国しました。
特につらいこともなく現在でもよい思い出しかありません。
ぼくは基礎研究しかしたことがないので「MDが基礎研究をすることには一定の意義がある」と強弁するしかありません。
何でもよいので”よい研究”をしろという師の言葉をそのまま真に受けてやってきたことです。悔いが残ったとかそういった気持ちはまったくありません。留学を含めた研究生活では,ぼくの能力を考えれば麻酔をしながらなしえた最大限の成果が上がったと満足しています。運がよかったのです。これ以上はできません,ムリです。
評価は,後世とか他人の判断に委ねるしかありません。
留学も研究成果を上げるだけが目的では無いと思います。長期的な視野に立つといろんなよい点が後になって見つかってくるかもしれません。
さて近年では臨床で留学または海外に職場を求める医師が増えています。
このような”留学”については今回の鼎談の範囲外です。でもこのような臨床留学でも「研究留学術―研究者のためのアメリカ留学ガイド」 が通用する局面は多いと思います。
最後にセミナーのPRです。
だいぶ毛色の変わった度肝を抜かれるようなセミナーになるのではないかとの期待が高まってきました。
平日の夕方ですがどんどん参加してください。
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京都大学医学研究科では大学院共通教育コースの一環として以下の要領で三重大学教授の島岡要先生のセミナーを開催します。
島岡先生は大阪大学を卒業後,麻酔科医としてのキャリアをはじめられましたが留学を機に基礎研究の分野に進まれHarvard大学で研究室を運営してこられました。現在は,帰国されて三重大学で分子病態学講座を主宰されております。
先生は,「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」などの著者として若い基礎研究者の間で大変な支持を得ておられます。
特に「ハーバードでも通用した研究者の英語術」は英語に限らず研究成果をアウトプットしようとする者が一度は読んでおくべき本だとぼくは考えています。
今回無理を申し上げて京大キャリアアップセミナーでのご講演をお願いしました。
予約などは必要ありませんので,当日でも聴講可能です。
また参加者は京都大学医学研究科に在籍している必要はありません。
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タイトル:「医師・研究者のキャリアについて語ろう」
日:2011年8月26日(金)
時刻:17:00
時間:1時間
場所:基礎第一講堂 (京大医学研究科構内)
主催:京都大学大学院 医学研究科
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