天地明察読みました。
話題になった本ですが少し時間が経っていてだいぶ安く買えました。
渋川春海を主人公とした江戸時代初期の改暦をめぐる物語です。
理系男子 渋川春海がさまざまな困難を乗り越えて最終的には 貞享暦への改暦に成功するまでの彼の遍歴が物語として描かれています。
小説として読むと途中すこし散漫なところもあると思いましたが,中盤から改暦がなると言う場面までは一気呵成に読めて大変堪能しました。
本を読まずともwikiのリンクをたどるだけで歴史的な経緯はすべて解ってしまいます。逆にこの本を読むとこのような歴史的な経緯もしっかりと記述されていてその意味では立派な理系小説になっています。
NHKの番組で「空海と至宝」という三部の構成の企画がありました。録画したものを観ました。
室戸岬の御厨人窟(みくろど)で修行をして,最終的に悟りに到達した折りに,口に明星が飛び込んできたという記述が「三教指帰」 にあるのですが,その洞窟からその当時どのような星空が見えたかという簡単なシミュレーションが紹介されていました。
これまさに「天地明察」です。
金曜日の島岡先生の講演会の様子はビデオ撮影しました。音がそのように保存されているか心配だったのですが十分内容が分かる程度には撮影,録音されていたようです。適当な処理をして近々公開を計画していますが,もうすこし時間をいただきます。
先生のいくつかの提言のうち印象深かったものの一つに,年齢や業績に関わりのない”論壇”が科学や医学の分野で形成されるべきではないかということがありました。
島岡さんはリアルな科学的な業績でも大変立派なものをお持ちですのでこういったセミナーでの講演も大変な説得力で聴衆に迫ることができますが,まだ駆け出しの大学院生や研修医の意見が議論の俎上に上がる場というものはありません。
例えばぼくが同じ事を研究室で語ったとしてもぼくの言説などには大きな注意は払われないのです。
また,特に臨床医学では,一種の「経験」がものを言う世界ですのでなおさらです。そういった論壇が樹立されてかつ麻酔記録が電子的にアーカイブされれば今の形の学会などの必要性などなくなりますよ (参照)。これに関しては,講演後,医学研究科に医学部卒後臨床研修無しに進学した大学院生とすこし個人的にも話しました。
また少なくともうちの大学の医学研究科の教授はこのキャリアアップセミナーでご自分の研究生活について独自の視点から順番で講演したらよいのでは無いかと思いました。参加者の人数で人気投票的になったりするかもしれません。臨床科では妙な動員がかかったりするかもしれませんがそれはそれで面白いです。皆さん忙しいので無理でしょうか,ははは。
講演会をご自身で振り返ったtweetsがあります。
参照1, 参照2
渋川春海はscientific drive に空海はmission-driveが原動力だった人達ですね。
家内観るというので「神様のカルテ」を 観ました。これは何とも酷い映画ですね。
大学病院に行くと時間的な余裕ができるなどという妙な言説を世の中に拡げないでください。大学に異動して以来どんどん研究時間や自分の時間が少なくなっています。
映画「奇跡」を大阪駅の映画館でみました。
主演は、漫才師のまえだまえだ。
監督は是枝裕和。映画なのですが、ビデオでとったホームビデオではないかと錯覚してしまいようなシーンも出てきます。これは演出なのだと思います。まえだ兄弟は演技というかそのまま地でやっているんじゃないかというのりですが鹿児島、福岡の小学校の児童の脇役の子供達がうまく演じて映画になっていましたね。
予定調和的に映画は終わるのですがだからと言って感動が少ないわけではありません。ぼくは映画を映画館で観て泣くということは滅多にありませんが、この映画には泣かされました。
以下は単なる感想です。
鹿児島って火山灰が毎日あんなに積もるのでしょうか?
鹿児島市立坂元台小学校の図書館に長澤まさみさんがいて保健室に中村ゆりさんがいるのは一種の奇跡だと思う。
前田兄の意味深な”つぶやき”の意味をまだ考えています。「君と世界の戦いでは、世界に支援せよ」と言う意味だったんだろうか? 」「海辺のカフカ」で主人公カフカにカラスがこういう場面がありました。「目覚めたとき、君は新しい世界の一部になっている」
土曜日の午後、同門の症例検討会がありました。
集まった先生方のうち一割くらいの数の先生の名前が分かりませんでした。確実に世代はかわっています。
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降りますね。梅雨というより台風の雨なのでしょうか。その意味ではすでに梅雨開け前の気候体制になっているとも言えます。
この雨の中上手く立ち回り昨日の朝から一回も傘を使っていません。雨は大好きです。自分が濡れたり、雨漏りしたりするのが嫌いなだけです。
社会は絶えず夢を見ている
を読了しました。
「あとがき」で触れられていますがこれは3/11以前に行われた「講義」というかセミナーを元にしたものだそうなのですが、不気味な位に「現在」を描き出していると言えます。
原子力発電所をめぐる一連の出来事に「科学」,「科学者」が演じた滑稽な役回りも見事にすでに分析されています。
現代医療に置いて医師、医学者が果たしている役割もこれと似たようなものだとおもいます。
この本はこの半年位に出版された大澤さんの著作の中でも難読だと感じましたが読む価値は十分あります。
余りにも予言めいた内容をはらんでいる故これから新聞書評で取り上げられる機会も増えて行くのではないでしょうか。この後もこの講義録の出版が続くそうで楽しみです。
「あとがき」の一部はネットで読むことが出来ます。
録画してあったテレビ番組をまとめて観ました。(参照)
NHKの新日本風土記シリーズの「京都 色いろ」を皮切りに今日と関連の番組を3時間分くらい片付けました。京都に25年位関わっていますがもっと深く観て見たいと思いました。
昨日の病院の帰りに大阪ステーションシティシネマで「black swan」観ました。
ガラガラでした。Natalie Portmanはそもそもああいうキャラなのかも知れないと思いました。
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