東京での議論の課題には鋭意とりくんでおります。
あるブログエントリーを読みました。
自分のメモ代わりにもなると思い紹介しておきます。
だから、これからの時代に求められる人材は、「これからの時代を読める人物」ということになるのだけれど、それで言うと、まず「ローカルな関係をしっかりと築ける人」というのがキーだと思う。
ということで4つのポイントを挙げておられました。
- 日本語がしっかりと話せる
- 政治力(交渉力)がある人
- 空間価値判断能力のある人
- 物語能力のある人
麻酔科は外科系診療科と対立関係にあるものとして存在するわけではありません。麻酔科医は,患者さんの外科的処理がスムーズに運ぶために外科系の医師と協調していかねばならないのです。
それは一般論として日々手術室では外科系医師と「闘う」という局面があります。
「闘い」はほぼ白兵戦ですが,その局地戦に勝利しなければ活路が開かない場合があります。何かを推進しようとすればそれなりの権限を獲得する必要もありません。下からいくら立派なことを叫んでも埒が開かないケースでも上から一言で解決する場合がほとんどです-鶴の一声とはあえて云いません-。
そのためにはこの4項目。
- 日本語がしっかりと話せる
- 政治力(交渉力)がある人
- 空間価値判断能力のある人
- 物語能力のある人
ぼくは手術室の運営では「正論」で押すのを行動原理として採用しています。
4年の研修の後に大学院に入学して20年です。結構長く研究をやってきました。
肩にのしかかっていた-と自分で思っていた-責任もひょうんなことからすべて清算できそうです。
残り数年いくつかの面で河岸を変えて自分のためにもう少しやってみようと思い始めてきました。
今まで取り組んだテーマは二つ。両方で少なくとも一本ずつ三塁打は打てたと思います。次のテーマでも三塁打くらい狙ってみようと思います。5年でたどり着ければ上出来でしょうか。予告三塁打。
場所と面子は重要ですかね,まずは。
「WIRED (ワイアード) VOL.4 (GQ JAPAN2012年6月号増刊) 」
読みました。
特集は「biology bigbang!」480円です。
480円も出したくないという人は,
「生命科学。21世紀をサヴァイヴするために──『WIRED』VOL. 4発売に寄せて」
「Darwin for the DNA age」
「The Forgetting Pill Erases Painful Memories Forever」
は読んでみてください。
これも読みました。
このところいろんな仕事が重なり新しいエントリーの投稿が途絶えていましたが生きています。

すっかり暖かくなってきました。まだ何度か寒波が来るのでしょうが春が近づいていることは確かです。
昨日タクシーに乗ったら修学旅行の中学生,高校生の話を運転手さんが振ってきました。
T産タクシーは修学旅行生のタクシー京都観光のパイオニアなのだそうです。あるときバスが故障して敢行のハイシーズンで代替のバスが手配できない状況でバス会社から応援を要請されたタクシー会社の社長さんが「これはいけるで」ということで売り込みを始めて今では一社で150校の修学旅行を受けているのだそうです。やはりノウハウがあったりすると評判が上がり,口コミがあったりするので四国の某市では市内の中学全部がT産タクシーの顧客となっているのだそうです。こんなに多いのかと思って少し計算したのですが深くは追究しませんでした。
ぼくはタクシーの運転手さんとはすごくよく話します。ぼくが黙っていてもしゃべりかけられると受けてしまってぼくもしゃべっているという感じです。
一方散髪の時にはほとんどしゃべりません。しゃべりたくないので1000円カットで済ませるほどです。10年前に帰国して以来散髪に1500円以上を払ったことはありません。
アメリカにいたときは困りました。初めての散髪屋で「ここをこう短く」とか説明することは自分にはとてもできないと思ったので家内に散髪してもらっていました。日本から散髪キットースキカルーを持参していましたのでそれでやってもらったのです。はじめはすこし虎刈りになったりして恥ずかしかったのですがそのうちに家内の技術も向上し気にならなくなりました。それでも家内の機嫌が悪いと散髪してもらえず仕方なく二回ほど近くのsupermarketの横の散髪屋に出かけました。ほんとよくしゃべるオヤジで閉口しました。どこで働いているのかとか日本のどこから来たのかだの,京都ってすごいんだろうかとずっとしゃべっているのです。相手をしていたらすごく疲弊してしまいました。ホントいい加減にしてもらいたいと思いました。
冷泉彰彦さんの「「上から目線」の時代」を列車で読んでみました。
”「バカの壁 」から始まった”という説き起こしで始まる現代日本人のコミュニケーション論です。つまり一見高飛車ともいえる「バカ」という言葉を含んだ「バカの壁」が何で400万部以上の大ヒットとなったのか,なぜ養老氏は「バカ」という言葉を使っているのに「上から目線」との批判を受けなかったのかという点から議論が始まっているのです。
メルマガでの鋭さから一歩後退した様な感じですがネタとして十分楽しめる本だとおもいます。
これをきっかけに「バカの壁 (新潮新書)」を読み返してみました。「バカの壁」というのはそこら中にあると再認識しました。
以前のエントリーで「バカ比」というものについて考えた事があります。
バカ度=本人の属する集団の平均知能/本人の知能
バカ比=本人の知能の自己評価/本人の知能
=バカ度x(本人の知能の自己評価/本人の属する集団の平均知能)
=バカ度x俺っていけてる度
バカ度より、バカ比のほうが集団への迷惑度と相関が高いのは経験的にあきらかだ。
というものです。
ここでいう「バカ」は普通の意味での「バカ」ですが,「俺っていけてる度」は「バカの壁」の
「バカ」と関係が深いと思います。
脳化が進みすぎるといろんな弊害を生みます。
医者の「俺っていけてる度」って異常に高いと思います。
やはり入学試験の制度を変えるしかないのかもしれません。(参照)
これって「上から目線」なのでしょうね。でも仕方ありません本当にそう思っているのですから。
実は昨日の夜,研究の面ですごいニュースが飛び込んできたのですがまだ内容を明らかにできません。
当直明けで今ひとつ身体が日本の時間になれていない感じもありますが昨日は6時間は寝ました。
Natureに植物の低酸素感知に関する論文が二つ出ています。
Homeostatic response to hypoxia is regulated by the N-end rule pathway in plants
Nature (2011) doi:10.1038/nature10534
Oxygen sensing in plants is mediated by an N-end rule pathway for protein destabilization
Nature (2011) doi:10.1038/nature10536
N-end ruleに従う蛋白質の分解が重要な鍵を握る所など似通ったところがあるというのが不思議です。
ちなみにこれらの論文で云うhypoxiaとはほぼanoxiaの条件です。
Steve Jobs氏の伝記が昨日発売になりました。
原書と邦訳の価格の差が酷いなどなにかと話題です。(参照)
確かにひどい商売です。
ぼくはナイーブに翻訳を注文したのですが全然発送されないので怒って注文をキャンセルしてKindle版を買いました。幸いぼくの手に負える英語ですのでこれで最後まで読もうと思います。
翻訳と云えばGroopmanの”Your Medical Mind: How to Decide What Is Right for You“の翻訳,「医者は現場でどう考えるか」)が出版されたようです。
よい本だと思います。
ついでに,最新作Your Medical Mind: How to Decide What Is Right for Youも出たようです。
ぼくはGawande氏よりGroopmanの方が知性的だと思います。
もう一冊
House and Psychology: Humanity Is Overratedは面白いです。あの”House“を心理学的に解剖した本です。テレビ番組を見たことのない人は楽しめないと思いますけど…
GLSの熱血解説に聞き入る院生達@Welch Library in JHU
二週間ほど遅れてiOS5にupgradeしました。確かに便利になっていると思います。なるべく早く”4S”にしたいと思います。
1Q84
は今現在まだぼくのKindleには流れてきていません。
来週の火曜日に大学院の入学試験があるようです。受からないことには始まりませんので時間まで答案用紙に向かってください。



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