暑いですね,毎日。なかなか夏になりきりませんー当たり前にあと三週間は無理なのですがー。

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入道雲もむくむくと大きくなっていかないし,この蒸し暑つ感に何よりまだまだ梅雨であることを実感させられます。

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論文のrevisionはほとんど終わっているのですがほんと”うじうじと”細かい字句を修正しています。
今日のような土曜日はこのような作業にはほんとありがたいです。PHSが一回も鳴りませんから。ぼくのPHSは電源を切らないことにしています。かかってきた電話の相手の履歴を残すためです。
査読について前回書きました。

End the wasteful tyranny of reviewer experiments
も参考になると思います。超一流雑誌でなくとも無理難題を査読者にふっかけられることはよくあります。
某臨床系学会の英文機関誌でもこれはよくあるのです。必ずしも敵対的な立場にある人がそう書くのでなく要するに実験をしたことが無い査読者がそう書くのです。この場合editorが裁定をする必要があると思いますが,大抵の場合査読者のコメントを妙に重視するので困ります。結局一回は世に出して,その上でその論文が”世間”にどうととらえられたかでその論文の評価をしていくしかないのだと思います。それには1年,3年もっと言えば5年くらいの時間がかかります。それ位の期間は仕方ありませんよ。

Cellに
Inheritance of Stress-Induced, ATF-2-Dependent Epigenetic Change

Cell, Volume 145, Issue 7, 1049-1061, 24 June 2011

がありました。ある種の”獲得形質”は遺伝するのが前提でその機序の一端を解明した論文ですよね。ATF-2にこだわり続けいてる石井先生の研究室の成果です。感動的ですらありますね,ストーリーが。

NEJMに
Conscious Sedation for Minor Procedures in Adults

N Engl J Med 2011; 364:e54June 23, 2011

が出ていました。主に,検査に際してのsedationについての総説です。
日帰り手術を含むこのような文脈では人工呼吸をすることを前提としたいわゆる”麻酔の常識”が成り立たない場合はいくらでもあります。
絶飲時間でも麻酔開始1時間としても何の問題もありません。手術が決まってから泥縄でする禁煙だってホントに効果があるのかはかなり怪しいと思います。

実際
Stopping Smoking Shortly Before Surgery and Postoperative Complications

この様なmeta-analysisも存在します。

”熱”があっても鼻水が出ていても,15分間マスクでセボフルレン吸入を自発呼吸を保ったまま行う麻酔によって術後に低酸素血症や肺炎を併発してしまうことがあるかどうかは誰も知らないのです。
ぼくらは別に常識に挑戦している訳ではありませんが,妙な”常識”にはとらわれない麻酔法の開発を行ってるだけなのです。

先日紹介したThe Emperor of All Maladies: A Biography of Cancerですが業を煮やしてKindle editionを買い直しました。快適です。

Yahoo知恵袋の質問を紹介しました。

「低酸素で誘導されると言われているHIF-1αが正常上皮細胞で陽性だったのですがこれはどうしてですか?」(参照
という質問です。
”回答”が一つ掲載されていますね。これが試験だとしたら残念ながら20点くらいです。

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論文は月曜日に送り返します。

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関西でも節電?

On 2011/6/12 日曜日, in anesthesia & critical care medicine, books, Lifehacking, by bodyhacker

真夏の方程式読みました。
散髪に1000円札がどうしても必要だったので雑誌でも買おうと入った書店で買ってしまいました。

“ガリレオ”シリーズの最新作で週刊文春の連載をまとめたものです。

このシリーズの約束通り美しきヒロインが起こす殺人事件が全ての発端です。誰が犯人かは始めからほぼ明らかで問題は以下に犯人んかなのです。いかにの部分を楽しむ訳ですが、前二作に比べると説得力にややかけるキライがあると感じました。(容疑者Xの献身
聖女の救済)

警察コンビとのinteractionも親密さに乏しく少し期待はずれでした。とは言え1700円の価値は十分だと思います。

某雑誌の査読なのですが、あれはなんでもかんでも査読に廻すのはやめた方がいいと思います。読むのに30分、コメント書きに1時間は掛かります。ぼくはeditorでもないのだから週に何個もやっていたら時間なくなります。よほど暇な人を選んで廻すかeditorの段階でなんとかしてください。

“献身”と言えば今、自我の起原―愛とエゴイズムの動物社会学 (岩波現代文庫)を読んでいます。かなり何回で同じ場所を行ったり来たりしています。読み切れば紹介しましょう。

関西電力:企業や家庭も「15%節電」正式要請 – 毎日jp(毎日新聞)
というわけで、一部の報道によれば病院にも要請するとの事です。自家発電装置を動かしながら手術数は減らさないという事になるのでしょうか、うちの病院では。

日帰り麻酔のよい総説がありました。
麻酔-横から斜めから::bodyhacking » ambulatory anesthesiaの総説

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当直と云えば完全徹夜になってしまう地獄からは抜けだし前々回は2時に,昨日はなんと22時には引き上げることができました。

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某学会が終わって止めていた病院の書類を一気に処理しました。

病院紹介のカラー冊子とアニュアルレポートの原稿です。

症例数は昨年比5%増でした。麻酔科管理症例も1400件を越えました。麻酔科の手術と云うのもあって,中心静脈カテーテルやブラッドアクセス留置中や硬膜外カテーテルの留置なんかもデイサージャリー診療部でやっています。

日帰り率は,全体では60%程度で麻酔科管理症例に限れば40%位でした。全身麻酔とMACの比率は1.2:1でした。脊椎麻酔は4件で某診療科の治験のお手伝いです。
全国的に研修希望の先生を募集しています。

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今日から某総説の準備開始です。

5000語の総説と20000語の総説ですが完成できなかったらどうしようと思うと結構プレッシャーです。

このほかに論文が数個あるので破綻する気がする。
というわけで,某雑誌からの査読依頼は編集長が交代したら半分以上は断ってやろうと決意しました。義理も何にもないしね。もう30編分はやったしもう十分でしょう。これ以後は,若い先生方に廻してくださいませ。

昭和天皇〈第2部〉英国王室と関東大震災
喜婚男と避婚男 読みました。

昭和天皇〈第2部〉英国王室と関東大震災 (文春文庫)

喜婚男と避婚男 (新潮新書)

そろそろiPad2注文しますよ。麻酔科でも2台注文したはず。

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