朝出発の時はすでに雨は上がっていました。
立場上今日も学会参加です。

第五会場に居座って講演中心でいきました。
まず中枢神経における水チャネル<アクアポリン>の機能
名市大の祖父江先生の講演でした。
ぼくらも低酸素環境下でのAQP4の発現について調べていました。臨床的現象との関連のデータがないのでお蔵入りとしていましたが発掘して足りなければ足して論文にしようと思いました。いまならいけるだろうという見込みです。

次は小森 万希子先生(東京女子医科大学東医療センター)の
ショックと微小循環
です。
特別な実験系を用いた研究です。項目を少し絞って突っ込んで掘り下げていただくともっと為になったと思います。
酸素の需給をリアルタイムでアッセイできる実験系と融合できれば最高の知見を提供できると思いますというかそういった知見を期待していました。
講演の前に@KatoYoppy と話すことができました。元気です。今回もフル活動のようです。

お昼のセミナーは阪大の柴田 晶カール先生の
TAPブロックの実際:臨床経験と今後の展望
に参加しました。
超満員と言うより部屋に入れなかった人がたくさんいました。今日のラインナップを考えればこのセミナーが一番人を集めることは十分予想できたと思いますが…
セミナーはとてもよかったです。詰め込みせず手技の具体的な側面にこだわらずバランスがよいセミナーだったと思います。柴田先生は声がよく,しかも急ぎせずに話していたのがよかったのだと思います。

講演は,他人がやったこと,他人がやった事を自分でもやってみたということ,さらに自分で新たに見いだしたことが解るように話してもらわないとどう質問して良いのか解らなくなります。またテーマと関係のない冗談を繰り出されても戸惑うだけですし,区切り無く蕩々と話されてもこれまた講演後に残る部分が少なくなります。

その他の雑感は明日以降とします。

< 追記>
医科歯科大学の中山さんや慶応大学の南嶋さんらが尽力してくれて低酸素関連のシンポジウムが12月の福岡での生化学会で採択されました。この分野は重要だし,若い皆さんの将来性が評価されたのだと思います。おめでとうございました。

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昨日よりすこし遅く家を出ました。
十三で神戸線に乗り換えようとしたらホームに人があふれていました。この時間だとこんなに人がいるのかと驚いていたらポイント切り替えのトラブルで特急が一本運休になっていたと解りました。結局に西宮北口で座れて問題なしでした。おかげでスタバでコーヒーはできませんでした。

朝は
「 麻酔科の保険診療報酬を考える2012」に参加しました
内容は,文字通りです。学会もいろんな活動を行ってくれているのだということが解りました。
その後,医局の大先輩三人と一時間ほど喫茶店で話し込み弁当を食べ損ない慌てて

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うちの母です-ウソです-

Q04. 優秀演題 神経(基礎)
の会場に滑り込みました。途中弁当だけはゲットできました。
優秀演題に選ばれていたのは

生後マウス脳における新生ニューロンの移動に関与するRho制御タンパク質の発現および機能の解析
太田 晴子先生 名古屋市立大学
デクスメデトミジン全身投与の新規鎮痛作用の解明‐ノルアドレナリン下行性疼痛抑制系を介する機序
舟井 優介 先生 大阪市立大学
骨髄は痛みを感じるか?
石田 高志 先生 信州大学
ボツリヌストキシンAの鎮痛作用と脊髄後角内におけるシナプス作用の検討
根本 興平 先生 獨協医科大学
ラット一過性前脳虚血モデルにおける低体温療法の脳保護効果 -虚血前または虚血後に開始した場合の比較-
長崎 剛 先生 秋田大学
認知障害は海馬シナプス伝達における全身麻酔薬作用を増強する
佐々木 利佳 先生 富山大学
の5題です。
この5人の先生から50点満点で採点して最優秀賞を選ぶのです。
今年は例年に比べて特に研究内容,発表,質疑応答がすばらしかったと感じました。
今日の先生方は今回の学会で聞いたどの講演よりすばらしいと感じました。このようなしっかりとした研究ができる先生方がこれだけいらっしゃるのですから少なくとも麻酔科学会の神経の基礎部門は安泰だと思います。
ぼくはトンデモ無い劣等大学院生で4年間で麻酔科学会はおろかどの学会でも発表できるような研究結果を得ることができませんでした。なのでこのような晴れがましい舞台で話すこともありませんでした。

その後
「医療安全シンポジウム - チーム医療の観点から -」に参加しました。
「チェックリスト」を使わないという選択肢はぼくの所属病院ではすでにないのですが有用性はいまだ確認できたことはありません。少なくとも日本ではやり過ぎても意味は無いと思います。
このシンポジウムのでの梅垣 裕先生の講演「地域医療圏域の医療提供体制において麻酔科開業医の果たす役割-医療安全の観点から-」には感服しました。すばらしい活動を長年されておられます。

シンポジウムが終わり外に出ると大雨でした。
三宮に戻り大学の同級生で麻酔科の同期の先生方と呑んで帰宅しました。

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動画です

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麻酔科学会の初日です。
暑かったです。
朝6:20頃家をでて7:30前には三宮に到着です。この時間では列車は十分空いていて座れました。

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まず 「緊急帝王切開術の麻酔」のPBLDに参加しました。
「問題」として答えにくいものはあったと思いますが丁寧な解説で大変ためになりました。
加藤先生の魅力的な声に「萌え」ました。

その後機会展示をぶらぶらしていて何人かの先生と一部込み入った話をした後,お昼のセミナーとなりました。
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近赤外分光法(NIRS)による局所酸素飽和度(rSO2)測定の基礎と臨床」に参加しました。
基礎編と臨床編に分けてお話になっていましたが測定原理の説明に時間をかけ過ぎたのでは無いかと思いました。very basicな原理より生理的な事項をもっと説明された方が解りやすかったと思います。
このモニターはどうdicision makingに役立てるかという点がポイントだと思います。この点に力点を置かれたtalkであればもっと聴衆の興味を引いたと思います。

スクリーンを見ながらのtalkは説得力が落ちます。
一時間のtalkであればスライド枚数40枚くらいに絞り込み話すことはすべて暗記しておくべきだと思います。ぼくは当日朝蒲団の中で当日のスライドを思い浮かべて話す内容を空で言えると合格としています。医局の報告ではなく大きな学会でのtalkはそれなりの練習が必要だと思います。
さらにポインタがスクリーンを不規則に動くのはすごく不快に感じます。演者の不安な心がスクリーンに反映されているのではないかという風に受け取ります。

その後,ドリンクコーナーで去年まで大学におられた先生方にぼくの苦しい現状を聞いていただき次は「 麻酔科医の将来の役割の展開と夢の実現への提言」に参加しました。
演者の平均年齢は60歳代後半で聴衆の平均年齢は50歳くらいではなかったかと思います。
先達の話はそれなりに昔話としておもしろい面もありましたがおそらく現状に対する認識が少なくともぼくとは大幅に異なっていたと感じました。
その後会場外でS神先生としばし話してからポスター会場に移動しました。
またこんなポスターも途中で見かけました。
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大学院生のM山先生,S木先生は話を聞いたのですがK斐先生の分は間に合わずでした。済みませんでした。

その後会場を出て三宮に向かおうと歩いていたら向こうからH別府先生がやってきてそのまま先生について歩いて神戸市立医療センター中央市民病院の手術室を見学させてもらいました。

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新しい病院なのでデザインも現代的でシックな感じとなっています。一つ一つの手術室も広いです。とくにハイブリッド手術室はかなり広く感じました。また薬剤ディスペンサーも見せていただきました。

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その後某夜会へ出席するために三宮へと戻りました。
Johns Hopkins大学に留学していた麻酔科の先生方の集まりです。
どんな会になるのかとはじめは心配していたのですがなかなか楽しい会となりました。ぼくと同時期にBaltimoreにいた先生もぼくの他に4人も集まって昔話もできました。
Johns Hopkins大学はそう大きな規模ではないし日本で麻酔をしているというだけで結構結束が強くなります。
というわけで今日はお終いです。
金曜日は某重要会談があります。午後は優秀演題賞の審査に参加します。

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