“The instruction we find in books is like fire”

On 2011/10/1 土曜日, in books, Kindle, by bodyhacker

某学会の準備を始めようと思います。来週中にはポスター完成します。
申請書も完成させる必要があります。明日中に構想をすべてまとめようと思います。moleskineに書き込んでいる段階ですが書き出せばdraftはすぐに出来てしまします。そこから校正を繰り返して提出してしまえば後はどうすることもできません。

R0011138

Kindleですが三種類でましたね。
ぼくはKindle keyboard 3Gを持っているので今回はパスです。
現在”本”ー文字ーを読む以外にKindleを使っていないし近い将来も使うつもりは無いからです。
タッチパネルの導入はすばらしいと思いますが,Page Turn Buttonsが無くなったのは改悪だと思います。これが無いと寝転がって安定した姿勢でページ送りが出来ません。iPadは重い上にpage送りのボタンが無いので気楽な読書に適しません。

Hardwareのことが強調されますが,software的にもかなり進歩はあるようです。
X-Rayなども便利そうです。
Lend Your Books
Public Library Books
などの機能などは日本では現在あまり意味のものも将来的には重要になっていくと思います。
Kindle keyboard 3Gのfirmwareのupdateなどもあるのでしょうか。これは期待しています。

またKindleを持っていない人は今回手に入れたらよいと思います。
Kindle touchのwifiで十分です。

あまりにも簡単に本が買えて便利なのでびっくりすると思います。
ネットにあふれる情報や他人の評価をいくら読み込んでも時間の無駄です。$150ドルほど払って使ってみればたちどころにいろんな事が自分なりに解ってしまいます。現時点で時期尚早と思う人もいるかもしれません。

タッチパネルとカラーディスプレイの導入でイラスト付きの教科書がもっとKindle bookとして出版されたらFireに乗り換えようと思います。それまではKindle keyboard 3Gで粘ります。

NYTの記事(Amazon’s Tablet Leads to Its Store)に寄れば

The price of magazine subscriptions on the Fire are higher than what readers would pay in print. Condé Nast, publisher of magazines like GQ, Vanity Fair and Glamour, is selling most of its publications for $20 a year, nearly twice what it charges in print.

ということだそうです。

Several magazines will be priced even higher, like The New Yorker, which will be $60 a year on the Fire. “It helps us establish that higher price point at our new benchmark,” said Bob Sauerberg, president of Condé Nast.

New Yorkerも年$60だそうで,これは高いと思います。Amazonの価格設定でPCでの既存の価格が上昇すると困りますね。

今日YoutubeでKindleのコマーシャルを見ました。

The instruction we find in books is like fire. We fetch it from our neighbours, kindle it at home, communicate it to others, and it becomes the property of all

というヴォルテールのquoteが冒頭一瞬表示されます。
なのでFireなのですね。
このPRも確かにかっこいいですね。Jobsが退場したあとこの世界を仕切るのは Bezos氏なのかもしれません。
とにかく日本の電子書籍は一回全滅してほしいです。そのあとすべてKindleで日本語も読めるようになることを願っています。

R0011055

林真理子さんの「もっと塩味を!
」が文庫本で出ていたので買って再読しました。以前図書館で借りて読んだ事はありました。

彼女が手がける評伝的な小説-つまり実在のモデルがいる小説-は優れていると思います。
ミカドの淑女(おんな)

白蓮れんれん

RURIKO

などどれをとっても感動的です。

このエントリーをはてなブックマークに追加

Tagged with:  

暑いですね,毎日。なかなか夏になりきりませんー当たり前にあと三週間は無理なのですがー。

http://farm4.static.flickr.com/3215/5868313780_e9e71eede2_m.jpg

入道雲もむくむくと大きくなっていかないし,この蒸し暑つ感に何よりまだまだ梅雨であることを実感させられます。

http://farm6.static.flickr.com/5223/5868285680_69fe36a2b8_m.jpg

論文のrevisionはほとんど終わっているのですがほんと”うじうじと”細かい字句を修正しています。
今日のような土曜日はこのような作業にはほんとありがたいです。PHSが一回も鳴りませんから。ぼくのPHSは電源を切らないことにしています。かかってきた電話の相手の履歴を残すためです。
査読について前回書きました。

End the wasteful tyranny of reviewer experiments
も参考になると思います。超一流雑誌でなくとも無理難題を査読者にふっかけられることはよくあります。
某臨床系学会の英文機関誌でもこれはよくあるのです。必ずしも敵対的な立場にある人がそう書くのでなく要するに実験をしたことが無い査読者がそう書くのです。この場合editorが裁定をする必要があると思いますが,大抵の場合査読者のコメントを妙に重視するので困ります。結局一回は世に出して,その上でその論文が”世間”にどうととらえられたかでその論文の評価をしていくしかないのだと思います。それには1年,3年もっと言えば5年くらいの時間がかかります。それ位の期間は仕方ありませんよ。

Cellに
Inheritance of Stress-Induced, ATF-2-Dependent Epigenetic Change

Cell, Volume 145, Issue 7, 1049-1061, 24 June 2011

がありました。ある種の”獲得形質”は遺伝するのが前提でその機序の一端を解明した論文ですよね。ATF-2にこだわり続けいてる石井先生の研究室の成果です。感動的ですらありますね,ストーリーが。

NEJMに
Conscious Sedation for Minor Procedures in Adults

N Engl J Med 2011; 364:e54June 23, 2011

が出ていました。主に,検査に際してのsedationについての総説です。
日帰り手術を含むこのような文脈では人工呼吸をすることを前提としたいわゆる”麻酔の常識”が成り立たない場合はいくらでもあります。
絶飲時間でも麻酔開始1時間としても何の問題もありません。手術が決まってから泥縄でする禁煙だってホントに効果があるのかはかなり怪しいと思います。

実際
Stopping Smoking Shortly Before Surgery and Postoperative Complications

この様なmeta-analysisも存在します。

”熱”があっても鼻水が出ていても,15分間マスクでセボフルレン吸入を自発呼吸を保ったまま行う麻酔によって術後に低酸素血症や肺炎を併発してしまうことがあるかどうかは誰も知らないのです。
ぼくらは別に常識に挑戦している訳ではありませんが,妙な”常識”にはとらわれない麻酔法の開発を行ってるだけなのです。

先日紹介したThe Emperor of All Maladies: A Biography of Cancerですが業を煮やしてKindle editionを買い直しました。快適です。

Yahoo知恵袋の質問を紹介しました。

「低酸素で誘導されると言われているHIF-1αが正常上皮細胞で陽性だったのですがこれはどうしてですか?」(参照
という質問です。
”回答”が一つ掲載されていますね。これが試験だとしたら残念ながら20点くらいです。

http://farm6.static.flickr.com/5063/5867756041_85091deb0e_m.jpg

論文は月曜日に送り返します。

このエントリーをはてなブックマークに追加

Tagged with:  

今日は夏至でした。
調べてみると現代的には太陽黄経が90度のときのその瞬間と定義されて,その瞬間を含む日は夏至日というのだそうです。

http://farm6.static.flickr.com/5062/5860085524_6c3533baa4_m.jpg

映画の「夏至」みたいなイメージでしょう。

Natureに
Researchers tweet technical talk

Nature 474, 431 (2011) | doi:10.1038/474431a

という記事が出てました。
科学者がtwitterに代表されるようなsocial mediaをどのように利用するようになってきているかについての簡単な記事です。
NEJMのこの有名な論文(Early Goal-Directed Therapy in the Treatment of Severe Sepsis and Septic Shock)を俎上に上げての60人規模のtwitte上の”討論会”の紹介もあります。

少し前にも
Peer review: Trial by Twitter 

Nature 469, 286-287 (2011) | doi:10.1038/469286a

こんな記事もあり,こちらはまさにtwitterを論文の査読に使うという試みについて解説しています。
少数の利害を明らかにもった査読者による査読よりも広がりと深みが大きな査読が可能になるのではという議論です。
ちょっと前話題になった”ヒ素生物”の論文にまつわる話も出ています。
こういう話題性のある論文では皆燃えまくってコメントを出すのですが,例えばPLoS Oneでコメント機能がどれだけworkしているかは疑問です。

http://farm4.static.flickr.com/3231/5859532017_35a38ecfdd_m.jpg

昨日の続きです。
新しいMac OS Lionでは”バージョン”という機能が実装されるようです。
つまり

一歩一歩をチェックできる。
書類が完成するまでには、様々な変更がつきもの。OS X Lionは、あなたが書類を開くたびに新しいバージョンを自動的に作ります。作業中は1時間ごとにバージョンを作成。いつでも好きな時に、手動で書類のスナップショットを作ることもできます。バージョンはTime Machineに似たインターフェイスで、現在の書類の隣に、以前の書類を時系列に沿って連続表示していきます。

比べる。コピーする。共有する。
過去のバージョンの中から、特定の時間の作業の状態を見たい場合は、タイムラインをクリックしましょう。全体を見たい時は、一つのバージョンをクリック。複数のバージョンの間でコピー&ペーストしたり、以前のバージョンに戻すこともできます。書類の共有は、最新のバージョンだけで行います。そこにたどり着くまでの苦労は、自分だけのものにしておきましょう。

ということですが,これだからといって日付を更新しながら作業履歴を残していくやり方を捨て去っても良いと言うことにはなりません。あくまで個人的にはこれで良いのかもしれませんが共同作業では通用しないと思います。

The Emperor of All Maladies: A Biography of Cancerを読み進めています。リアルな”本”を買ったのですがこれは失敗でした。この本重い上に使っている単語が難しいです。Kindleなら同じくらいの値段で軽く辞書内蔵の環境で読み進めることができました。今度から純粋な文字だけの本はすべてKindle版を買おうと思います。本自体はすごくexcitingです。たぶん邦訳が出ますー訳すのはぼくじゃないけどー。

The Emperor of All Maladies: A Biography of Cancer

Yahoo知恵袋というサービスがあります。”はてな”の人力検索の出来損ないのようなものですが今日偶然面白い質問を見つけました。

「低酸素で誘導されると言われているHIF-1αが正常上皮細胞で陽性だったのですがこれはどうしてですか?」(参照
という質問です。

大学院生に投げていろんな”回答”をしてもらっています。質問が短すぎて十分な解答には不十分なのですが逆にいろんな可能性が列挙できます。皆さんも挑戦してはいかがでしょうか?

このエントリーをはてなブックマークに追加

Tagged with:  
madeonamac.gif Creative Commons License