今日夕方二時間半も会議に出ていました。
後半は大阪地方裁判所の医事訴訟を担当する部署の4人の判事さんと勉強会です。医療訴訟に負けない方法を伝授して頂きました。右陪審とか左陪審とかの用語も解説して頂き有意義な一時間半でした。
というのは嘘で医療裁判の実際に関していろいろとお話しを伺いました。訴訟には巻き込まれないに限ります。大阪地方裁判所でも年に100件以上の医療訴訟が新たに提起されているそうです。
PNASから
doi: 10.1073/pnas.0811018106
おもしろい。でもover discussionだと思う。
NEJMに
A Surgical Safety Checklist to Reduce Morbidity and Mortality in a Global Population
という論文が出てました。
本当に”check list”がついているのですがこれってSafe Surgery Saves Livesですよね。以前に読みましたが確かにためになることが書いてあります。実際に患者死亡率が下がったというのが今回の報告ですがこれはすごい話ですね。安全管理室の先生は大喜びだ。
例えば麻酔前には
Before induction of anesthesia, members of the team (at least the nurse and an anesthesia professional) orally confirm that:
-The patient has verified his or her identity, the surgical site and procedure, and consent
-The surgical site is marked or site marking is not applicable
-The pulse oximeter is on the patient and functioning
-All members of the team are aware of whether the patient has a known allergy
-The patient’s airway and risk of aspiration have been evaluated and appropriate equipment and assistance are available
-If there is a risk of blood loss of at least 500 ml (or 7 ml/kg of body weight, in children), appropriate access and fluids are available
Natureの
Brain imaging studies under fire
ちょっとすさまじい感じですね。内容は自分で読んで確かめてください。fMRIってどの程度のものなのか常々思っているのですがこれを読むとやっぱりという感じを改めて持ちますね。
最後にNYTから
Love the Long Eyelashes. Who’s Your Doctor?
まつげが長くなる薬が発売ですよ。
今日の午前、関節痛を自覚。インフルエンザかと思ったのですが解熱剤を使いとにかくいままで過ごせました。
帰って寝るかどうか思案中です。
新年4日の当直で身も心もずたずたになり数日間ボーッとしていました。
NEJMからです
Arterial Blood Gases and Oxygen Content in Climbers on Mount Everest
エベレスト登山に挑んだ登山者の血液・ガス分析を行い頂上へいたる旅程中の変化を観察したという報告です。
測定高度は
海抜75m, 5300m, 6400m, 7100m, 8400mの5点。被験者はそれぞれ10人、9人、9人、6人、4人です。
被験者は21G cannulaを橈骨動脈に留置され動脈血をサンプリングされたようです。無酸素登山ではありませんが、測定点では”無酸素”です。ぱっと読んだだけで何日かけて登頂したのかの記述が見つけられませんでした。
被験者数がすくないので個人差などを論じるのは不適当なのかも知れませんがこういったものは本来結構個人差はあると思います。登頂できた登山者はそれなりに順応力が備わっているので差が出にくいのかも知れません。
予想通りの結果が報告されているのですがエベレスト登山というkey wordが重要なのかも知れません。
低酸素研究者、麻酔科医は一度は読んでおくのがいいと思います。ネタというか蘊蓄となります。
こういった低酸素を低圧性低酸素というわけですが、群馬の齋藤先生のよい総説がLiSAにあります。
低圧性低酸素環境への挑戦
群馬大学大学院医学系研究科 麻酔神経科学部門 齋藤 繁
今度のiWorksどうもEndnote対応のようです。
いよいよMS. Wordとおさらばできるのでしょうか。
探せば見つかるものですね。
PHD2 Mutation and Congenital Erythrocytosis with Paraganglioma
NEJM Vol.359:2685-2692 2008
腫瘍との関連で新規性があるのでしょうか?
Disruption of oxygen homeostasis underlies congenital Chuvash polycythemiaもNEJMだったらよかったのに…


