当直のたびに某手術に関わっているような気がします。今日は今まで緊急手術に当たったことがないという研修医君と組んでいたはずなのに…
今日はぼくは端で旗振っていただけなのですが,その間に緊急が来るわ来るわ。どうなっちゃんでしょうか。

でももうおしまいです。手術時間は正味6時間くらいでした。

New York Timesに
Why Would Anyone Choose to Become a Doctor?
というタイトルのエッセイが載っていて興味を引かれました。

You hear it all the time from doctors — they would never choose medicine if they had it to do all over again. It’s practically a mantra, with the subtle implication that the current generation of doctors consists of mere technicians.

日本でも米国でも一緒なんですね。
前線で医者やっているってこんなマントラ唱えながらマラソンしているようなものです。

確かにこの商売,高校生や医学生がナイーブに考えているほどヤワでクリーンな商売ではありません。
世の中の医者が登場するテレビ番組がぼくらに嘘くさく見えるのは”何の為に医者やっているの?”という部分の描き方がステロタイプだからです。
こんな本読んで医者を目指す物がいたらと考えると…
かなり悪趣味だと思います。

それでもなんで皆が医者を目指すのか? というのがこのエッセイのテーマです。

金ですかね? 確かにこの時勢確実に収入が確保できる職業だと思います。週に一日か二日働けば十分と言うより毎日働いている人より多くの収入を得る道が確実にあります。弁護士になるのがどれくらい難しいか想像できないのですが多分それより医者になるのは簡単だと思います。要するに努力すれば叶うというそう言った側面があると思います。
しかし著者は,

It certainly can’t be the money — Wall Street is the faster and more reliable route to wealth, as evidenced by the skyrocketing of applications to M.B.A. programs.

と書いています。米国ではそんなものなのでしょうか。

On top of that, I have to wonder about the alternatives if I gave up clinical medicine — pushing papers, sitting in endless PowerPoint meetings, crunching numbers — and realize that I am lucky and immensely privileged to be able to work directly with patients.

確かにこの問題は大きいです。今”医者を”やめて何をするのか,論文書いたり,講演生活に入ったりなどなどで満足できるのかという問題です。
ぼくもちょうど10年間くらいに1年半くらい臨床は横に置いておいて研究主体の生活を送ったことがあります。外科医なら手術をしない外科医はまっとうな”外科医”とは言えないだろうし麻酔科医なら実際に手術室で麻酔をしない医者は”麻酔科医”とは言えないだろうと思います。というわけで麻酔科医だというためには毎日ピッチに立つ必要があるわけです,ぼくの中では。
で最後は,

And when my students and I have our inevitable “career talk,” I tell them that there is nothing else I’d rather do in my life than medicine. If I had it to do all over again, I’d end up right here in this office — telling them that there’s nothing else I’d rather be doing.

というオチがついてました。

このtweetも結局はこれと同じ事を言っているのかもね。

奈良医大の先生方との共同研究”Effects of n-propyl gallate on neuronal survival after forebrain ischemia in rats“が雑誌”Resuscitation“にアクセプトされました。
ヤッホー!!
研究は論文にしてなんぼですよ>大学院生

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お昼ご飯が充実している理想の職場

On 2011/5/15 日曜日, in books, news, by bodyhacker

家で寝られない夜が週に三回あるとさすがに帰宅するとほっとして倒れ込むというか寝込んじゃいますね。
手術室で某診療科の病棟医長に”先生いつもいますね”と云われました。緊急手術を担当する率が多いと云うだけでいつも当直しているわけではありません,念のため。しかし昨日も朝から病棟を廻っていて夜までに4人の教授とすれ違ったり見かけたりしました。土曜日なのに何しているんでしょうか?
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土曜夜にNHKで「サラメシ」という新番組が始まりました。お昼ご飯をネタにさまざまな職場を訪問して紹介するという番組ですがこれが面白いのです。初回をリアルタイムで観て昨日は録画を観ました。昨日はGoogleの食堂が取り上げられていました。あんな職場で働くと楽しいのでしょうね。朝昼晩いくら食べてもタダといっても高い給料の一部を振り替えて食事を提供すればよいのですから安いものです。あれくらい充実していると自然と集まって来ますよね。テーブルを囲めば自然と会話が生まれて仕事の発想も出て来るというものです。一種の”nudge”ですね。

ぼくの職場と対極にありますね。自由な発想をわざと抑制しようとしているとしか思えませんうちは。ぼくらの職場を取材されても番組ができませんよ。
来週は「美人女子社員」いる職場が登場です。ぼくも週に二回は看護師さんと昼ご飯のようなエサを食べます。

某tweetを読んでハタと膝を打ちました。
大きな組織はこういう往々にしてこういうレガシー化した部署の集合体になりがちです。組織は強制的にシャッフルしていく必要があると思います。
これが現場を牽引するほどのベテランならまだよいのですが現場の脚を引っ張るというか重しになっている上司のいる職場は最悪です。

「リンカン〈上〉南北戦争勃発」
「リンカン〈下〉奴隷解放宣言」

この2冊が,書評で取り上げられることが増えています。
アメリカって定期的に優れた評伝がでてきますよね。面白い国です。

New York Timesの
What’s the Single Best Exercise?
これ面白いですよ。走るのはあれは身体のためと云うより脳のためにするんだろうと思います。

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今朝emailをみてビックリしました。

New York Timesのweb上の購読が有料になるようです。
20記事までは無料で閲覧できるけどそれ以上は有料。
Unlimited access to NYTimes.com plus our smartphone app.
で$3.75/weekです。

無料だったのがここまで払う必要があるのですからちょっと考えたくもなりますが払うしかないですね。景気がよく広告料がどんどん入るようになればまた無料に戻るのでしょうか。困ったものです。

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New York Timesの今回の地震津波と原発事故に関しての4つの日本人による投書が掲載されています。

の四編です。
あとの三編はすべて日本語から翻訳されたものです。
面白かったです。時間があれば読んでみてください。今現在はタダです。

weekdayはテレビを一切見ないーというかテレビがないーので原発問題もネットの新聞からの情報だけです。日本の新聞は要領を得ないので結局New York Times頼み。

総理大臣も相変わらずテレビの前で容量要領を得ないことを話しているようですがこれも見てません。

四年間一緒に働いた職場の同僚が三月で一応区切りということで今日夕ご飯を食べました。ぼくのいない水曜日ずいぶん苦労したと思います。ありがとうございました。
四月からもまたよろしく。

明日某論文には片をつけたい。

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