T先生の事

On 2007/12/27 木曜日, in Thus Spoke Dr. Hypoxia, by bodyhacker

ぼくの職場のいわゆる仕事納めは明日なのですが、手術室をfullに稼働させるのは今日で最後でした.

年が明けるとT先生が、異動されることになっています.中途半端な時期という気もしますが人事というのはこういうモノかもしれません.

今までに何人もの大学院の先生方と一緒に研究をしてきましたがT先生はぼくが米国から帰国して某研究所で研究室を立ち上げたときに海のモノとも山のモノともわからないぼくに合流して研究室の立ち上げに参加してくれたという事で特別な存在ですーはじめての学生だったI先生で今は四国にいます.ぼくの前で大泣きした別のT先生はママさん麻酔科医になっていますー.
研究所は、京都からはるか離れた少し前までは炭を焼いていたという山の麓ーぼくはそこに住み着いてしまいましたーに位置してとても京都から通えるような場所でないのでT先生はご家族共々引っ越してもくれました.
その後ぼくが研究所を追い出されてーぼくは根に持つタイプなんですよー大阪市内の病院に異動したときも研究室の引っ越しを一緒にしてくれて新研究室の立ち上げにも参加してくれました.よく一緒に阪急電車で帰った事を思い出します.あの時期がパワーとしては最盛期でした.

T先生は非常に手がキレイで、dataのqualityについて妥協しない先生でした.ぼくの研究室に参加してくれて行いた他の大学院生の先生方のdataのqualityのstandardをT先生のdataが示してくれていたと思います.

なんとか論文ができて大学院を無事卒業というところでT先生がいないのならもう無理だなと思い結局今の職場に移ってきました.T先生も学位を取得され同時期にぼくと同じ職場に移りましたがその後は研究活動ではなく臨床に打ち込むことになりました.

ぼくの研究室で過ごした時間が無駄でなかったとT先生が思ってくれていたらぼくはうれしいのですがこればっかりは自信はありません.
これを機会にぼくも今後の人生を考えないといかんなと思っています.

結局6年近く一緒にいたことになりますね.どうもありがとうございました.

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