慶応大学の坪田先生のブルーバックスです。

“理系のための人生設計ガイド (ブルーバックス 1596)” (坪田 一男)

“理系のための研究生活ガイド―テーマの選び方から留学の手続きまで (ブルーバックス)” (坪田 一男)

の続編です。

「坪田一男さんには、研究者としてずいぶん元気づけられた。この本には、研究者人生を全うするための知識と方法が示されており、たいへん参考になる」

iPS細胞研究の第一人者 山中伸弥 京大教授推薦!

ということで確かに”参考に”なります。ただし,知識というより知恵といった方がよいのではと思いますが…

目次

設計1 基礎知識編 成功のためには人生設計が必要だ

設計2 自己分析編 「自分年表」で人生を仮説にする

設計3 経済編 研究者こそ経済的自立が必要だ

設計4 友人・知人編 人的ネットワークを増やすには

設計5 海外ネットワーク編 世界で認められる研究者になる

設計6 ポスト編 母校の教授になるために

設計7 業績向上編 ノーベル賞を狙う気持ちで研究する

設計8 表現編 表現力をつけて社会にアピールする

設計9 インフラ編 会社、学会、NPOを用意する

設計10 時間編 人生設計とは「時間をどう使うか」である

設計11 トラブル編 理系の弱点「危機管理能力」を備えよう

設計3の視点は特に重要だと思います。

p56に主要国立大学の教員の平均年収や私立大学の教授の給与のモデルケースが載っていたりとなかなか楽しめます。しかしぼくの所属する大学の平均年収も載っているのですが本当なのかと少し疑問に思いました。詳しくは書きませんけど。

この本では、自分でなんとかするということを前提に進んでいますが、嫁さんになんとかしてもらう、親になんとかしてもらうなど解決法は一つでないと思います。

嫁にも親にも頼れない場合きっぱりあきらめるのもありかと。

設計4 友人・知人編では弁護士、税理士の”友人”も積極的に作らないと研究者としての成功はおぼつかないとのこと。そんな感じで”友人”になられる弁護士、税理士もいい迷惑かもしれませんが確かにこの種の人たちに知り合いがいるとよさげです。

設計6 ポスト編 母校の教授になるために ではご自身の体験に即して具体的な方法が示されているのですが、実践できる人は少ないと思います。

p150にご自身の代表的な論文の 引用回数が示されていますが、引用回数だけならもしかしたら坪田先生を抜いているかも

とにかく一回は通読したらよい本です。

ぼくは図書館で借りて読みました。

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